心臓(アンモニア)PET検査のご案内

心臓(アンモニア)PET検査

この検査は心臓の血液の流れや動きを調べ、狭心症や心筋梗塞、心筋症などの病気の有無やその程度を診断します。侵襲が少なく治療計画を立てたり、入院の必要性を判断するのに大変に役に立つ検査です。
検査では放射線を出すラジオアイソトープ(RI)でしるしをつけた特別なお薬(13NH3:アンモニア)を注射します。このお薬は血液の流れに応じて、心臓に集まります。集まり具合をPET/CTという専用の装置を用いて調べることで、心臓の状態を知ることができます。
検査の当日は絶食など注意事項があります。指示に従って下さい。

検査の注意事項(アンモニア) 検査の流れ(アンモニア) アンモニアPET冊子

医師紹介

大島 覚

名古屋共立病院 副院長
循環器・ASOセンター センター長
循環器内科部長

名古屋放射線診断財団
名古屋放射線診断クリニック
心臓核医学センター長(兼任)

大島 覚

1994年 徳島大学医学部卒業
2013年 名古屋放射線診断クリニック 心臓核医学センター長
2018年 名古屋共立病院 循環器・ASOセンター センター長
2020年 名古屋共立病院 副院長

所属学会
日本内科学会総合内科専門医/日本循環器学会循環器専門医/日本核医学会核医学専門医

どんな人におすすめの検査?

〇 胸部症状、心電図異常、冠動脈石灰化などの狭心症の精密検査として
〇 狭心症や心筋梗塞の既往がある方の定期検査として

冠動脈疾患は自覚症状なしで突然発症することも多く、発症前に治療を開始することがとても重要です。
心臓アンモニアPET検査では心筋に流れる血流量を測定できるため、検査によって将来的な発症リスクを予測することができます。
早期に治療を開始できれば、薬物治療や生活習慣の改善で発症リスクを抑えることも可能です。
なお、冠動脈石灰化のリスクが低い方でも、胸部症状があれば精密検査をおすすめします。

※心臓アンモニアPET検査の前に心電図や心エコー等の検査を行うことがあります。

検査のおすすめポイント

〇 薬剤を用いて心臓負荷検査を行います
〇 造影剤は使用せず、腎障害やアレルギー等の心配がありません
〇 SPECT検査よりも解像度が高いクリアな画像を撮影できます

心臓アンモニアPET検査では運動のかわりに薬剤を用いて心臓に負荷をかけるため、体力に自信のない方でも安全に検査をお受けいただけます。
また、造影剤も使用しないため腎機能障害や造影剤アレルギーがある方でも安全に検査をお受けいただけます。
心筋血流検査は国内でSPECTが一般的ですが、心臓アンモニアPET検査はSPECTに比べて解像度の高いクリアな画質を得ることができます。

放射線の影響は?

放射線を出すお薬を使用しますが、ごく微量であり心配ありません。検査の際に受ける放射線の量は、胃や骨のX線検査とほぼ同じです。
また、体内の放射線は短時間(約10分で半分の量に)のうちに少なくなり、無くなります。

放射線の影響は?

引用:日本メジフィジックス株式会社

どんな写真?

下の図のような写真(画像)ができます。

写真イメージ

心臓(アンモニア)PET検査画像症例